梵字とは

梵字そのものが生きている
「文字仏の世界」


梵字とは、梵語・シッダンの意味で、漢字では悉曇(成就吉祥)と訳され、悉曇文字とも言われています。
それは、古代インドで発祥し仏教と共に日本に伝来した、仏様を一文字で現す神聖な文字。

このサイトでは、現代の梵字の大家、徳山暉純先生の作品を通して、美しい「文字仏の世界」の世界をご紹介致します。
「仏様」を現す梵字に触れることは、あなたの人生そのものを内観できる素晴らしい時間になることでしょう。



「書は人なり、梵字は魂なり」
一字に千里を含む梵字の意味


すべての善を保持し、すべての悪を抑える事を真言・陀羅尼と言います。

「真言とは不思議である。
観想念誦すれば根源的な無知を取り除くことができる。
真言はたった一字の中にも限りのない意義が含まれ、この身さながら宇宙の叡智を悟ることができる。」
弘法大師『般若心経秘鍵』

徳山暉純

・日産グローバル株式会社 代表取締役
・日産鮎川義塾 塾長
・有限会社朱鷺 取締役
・株式会社O.D.O 監査役

1976年より米国カリフォルニアを拠点に日本文化活動を開始。四天王寺の壁画の作成、上野の森美術館展覧会、各種文化教室等を開催する。著者は35年ベストセラーの「梵字手帖」はじめ30冊以上。現在、日産鮎川義塾をはじめ40教室の「王道學」講師を務める。

1968~69年インド遊学
1973年『仏教美術個展』上野の森美術館
1976年小石川・福聚院梵字御本尊の制作
米国での日本文化活動の開始
1979年『文字仏の世界個展』上野の森美術館
伊勢原・日向薬師梵字御本尊の制作
1980年NHK宗教の時間「文字仏を描く」放映
『聖なる文字の世界』上野の森美術館
1981年本郷・大円寺壁画の制作
1982年大阪・四天王寺大講堂緞帳壁画の制作
1983年横浜・善光寺梵字御本尊の制作
1985年西武コミュニティカレッジ文化教室開催
1986年明治神宮参集殿神道講習会講演
1988年京都・大覚寺講習会講演
1989年芝・増上寺梵字御本尊の制作
1995年小石川・伝通院山門宝蔵院壁画の制作
1996年自然保護と人材育成の法人組織朱鷺設立
2004年『カナダ展記念光の世界』日本橋画廊
2007年日産鮎川義塾海外研修
2013年第38期真理学勉強会の開講


著書




「梵字仏教美術展覧会」

疫病や政情不安の危機から日本を守る為に建立された東大寺。
病気平癒と世の平安の祈りを込めた嵯峨天皇や後奈良天皇。
日本という国の根幹は神仏と先人達の祈りから成り立ち、今なお私達の平穏な生活は先人達の祈りの中で育まれています。

戦後途切れた信仰心、世界中に蔓延するコロナや天災そして紛争…荒れ果てた心が生み出す百年に一度の試練。
このままでは途切れてしまう祈りと信仰心を取り戻し、神仏と先人達の祈りの光を1000年先に届ける為に。

21世紀、世界の中心である日本、その中心東京から、かつての皇室と高僧の方々の祈りを引き継ぎ、日産鮎川義塾の塾生(全法友)が心を一つにし日本中の家庭の幸せと天下国家の安泰を祈願する、一生一代の1000年続く壮大な祈りのプロジェクトが始まります。


名称 梵字仏教美術展覧会
会期 2023年5月19日(金)~ 24 日(水)
会場 上野の森美術館
主催 日産グローバル株式会社
後援 東京文化倶楽部
公益財団法人日本美術協会 上野の森美術館後援

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